honokaは24歳。
そして、これはあくまで“大人同士の合意ある妄想”だと自分に言い聞かせながら、
俺はそっと、彼女の姿を思い浮かべている。
レンタルルームの空気は、外より少し暖かくて、
honokaの肩にかかる髪がわずかに湿っていた。
その前髪が頬に貼りついて、
彼女が指でそっと払うと、甘い匂いがふわっとこちらまで届く気がした。
露出の多いメイド服。
胸元のレースは柔らかく揺れ、
座った姿勢でわずかに沈んだソファが、彼女を包むように形を変える。
そこにひとりでいる彼女は、不思議なくらい自然で、
俺の妄想はゆっくりと深いほうへ沈んでいく。
足を組んだ瞬間、スカートの布が持ち上がり、
一度、淡い下着が視界の端で光った。
その瞬間、honokaは軽く息を吸い、
まるで「見てもいいよ」と同意するように、
身じろぎひとつしない。
その“変化しない”という意思が、
こちらの想像をさらに誘導してくる。
喉を通る空気がやけに熱い。
腕を組んで落ち着こうとするほど、
さっき見えた色と形の輪郭だけが、鮮明に浮かび上がる。
彼女はスマホを触りながら、
ときどき親指を止めて少し考えるような表情をする。
そのとき、細い首筋のラインがくっきり現れて、
そこに触れたらどんな温度なんだろうと、
自分でも呆れるほど、どうしようもない想像が膨らんでいく。
honokaは気づかないまま。
いや、もしかすると気づいたうえで、
あえてそのままにしているのかもしれない。
ソファに沈み込む彼女の太ももには、
室内の温度でほんのり赤みがさしていて、
その柔らかそうな色が妙に視線を引きつける。
呼吸がひとつ深くなるたび、
胸の奥がゆっくり火照っていく。
足をまた組み替える。
そのたびに、彼女の体温だけが近づくような錯覚がして、
俺はまるで誘われているみたいに、
次に訪れる“こぼれそうな一瞬”を待ってしまう。
いけないと思いながら、
それでも視線は離れなくて、
彼女の仕草ひとつひとつが、
静かな余韻となって胸に積もっていく。
そして、また。
スカートの影がふわりと揺れた気がした。